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itusanの無駄話
大学、文学受講「与謝野晶子」
「乱れ髪」-やは肌のあつき血潮ー
斎藤茂吉によると、早熟な少女が早口にものをいう如き荷風と言う
高山樗牛によると淫情浅想、猥行醜態を記したる、人心に害有り・・・・・
評価色々あり

やは肌のあつき血潮にふれも見て さびしからずや道を説く君
ゆあみする泉の底の小百合花二十のなつを うつくしと見ぬ
春みじかし何に不滅の命ぞと ちからのある乳を手にさぐらせぬ

藤村の若菜集に次いで近代日本女性の新しい感情の解放であり、自由な表現であった
啄木が「一握の砂」一冊で世を去った。晶子は「乱れ髪」一冊を残して妖死した・・・・
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大学、文学受講「夏目漱石」
夢十夜と言う小説、私は初めてお目に掛かる
こんな夢を見た、仰向けに寝た女がもう死にますと云う。長い髪を枕に輪郭の柔らかな裏實顔を疎に中に
横たえている。死にますと云う。女はパッチリと眼を開けた。大きな潤いのある眼長い睫毛に包まれた中は
唯一面に真っ黒でsった。その眸の奥に自分の姿が鮮やかに浮かんでいる。
女は静かに云う、百年待って下さい。百年私の墓の傍に座って待って下さい・・・・真っ白な百合の花が
鼻の先に匂った。遠い空を見たら暁の星が一つ瞬いていた。
百年はもう来ていたんだな、此の時初めて気がついた
此の人は友人大塚保冶の妻、楠緒子であり、彼女とのプラトニックラブであった
漱石は楠緒子を追いかけて松山から熊本へ行った・・・・・・色々な噂の中で恋慕した女性が居たらしい
今年の大学、文学受講(樋口一葉)
本日は樋口一葉のたけくらべの講義を受けた
一葉は明治の初め、活動し24歳の若さで亡くなった
小説の主題は人情なり、世帯風俗は此れに次ぐ(坪内昇陽)・・・・人情ー恋愛ー悪が曖昧化してしまう
たけくらべは映画化され、ひばりが主演を演じた、見てみたい・・・・
主人公(ヒロイン)は美登利は13歳で花魁のなり、近隣のガキ共と遊ぶ、初恋の相手は龍華寺の息子、信如
此れは破綻する

内容は昔の文語体が混じり読み難い、
1)空白の設定
2)切なさの文学、抒情詩、エンドが無い
3)悪の曖昧化ー誰も悪くない
4)終わらない結末

日本の名作と言われる、学歴は小学校だけだけど文体は最高に上手い
小学生時歳の詩・・・「ほそけれど人の杖とも思はれにけり筆のいのち毛」
大学、文学受講「北村透谷」
第1回は厭世詩家と女性」・・・・北村透谷
実に難しい書き方の本だ、読破は諦めました、村上春樹は言う・・・恋をするのに最適年齢は16歳~21歳とのこと
・・・・まるで恋をしている人の様に・・・・
岩本善治は言う・・・恋愛は神聖なるもの也・・・・
透谷は・・・・恋愛は人生の秘薬なり、恋愛ありて後に人生あり、・・・
恋愛ある後は物のあわれ、風物の光景、等我が家に移る感じがするとの事
恋愛は生理的満足ではない、此れは猛獣の如きである、間違い
恋愛は純潔、内面的、高尚、美しい、神聖である
其れ高尚なる恋愛は其の源を無染、無汚の純潔に置くなり・・・・
島崎藤村の桜の実の熟する時にも同じ事が書かれている、恋愛ありて後人生あり
色川大吉は恋愛の人生における精神性を言語化したる人間は透谷を以ってはじめとする・・・・

今年の大学、文学受講(北村透谷)
第1回講義は北村透谷「厭世詩家